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    外国人技能実習制度の問題点と課題②

    [外国人が日本を訪れる機会が増えた]

    まず、外国人技能実習制度の問題を考える前に、日本に来る外国人の数について考えてみたいと思います。

    街を歩いていても、観光などで来日したと思われる外国人の数は、数年前とは比べ物にならないぐらいに増えていると感じることはないでしょうか?

    日本語ではない言葉を話している人たちを見かける機会も随分増えたと感じます。

    これは、政府や地方自治体が観光を主力産業とすべく、海外の国々に日本の観光をアピールしていることが成功している為です。

    場所によっては観光地に訪れる人の大半が外国人というような場所も珍しくなくなってきました。

    それだけ外国人が日本を訪れているということになります。

     

    [今の日本は外国人の働き手がいないと成り立たない社会になっている]

    外国から見ても日本は身近な国になってきているため、日本で働きたいと思っている外国人、時に中国、東南アジアの国々の人が増えています。

    それと並行して、現在の日本では、人口減少による人手不足が深刻化し、業界によっては日本人で働く人が見つからないというような業種も出てくるようになりました。

    しかし、現在の日本の入国基準では、単純労働を行うための在留資格は存在しません。いくら人手が足りないからといって、ちょっとした仕事を手伝ってもらうために外国人を連れてくるというのは、現行の入国管理法では違法となります。

    それでも、人手不足と日本人の人口減少をカバーするように成立したのが、外国人技能実習制度となります。

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