【技能評価試験について】
特定技能評価試験は「技能試験」と「日本語能力試験」の2つの試験からなります。
難易度や基準は各団体が求める水準をもとに定められています。
・技能試験は、各分野で即戦力となれるレベルを基準として定められています。
・日本語能力水準は国際交流基金日本語基礎テストまたは日本語能力検定によって測られます。日本語レベルについては、特定技能に指定されている多くの業種において、日本語能力試験のN4レベル(基本的な日本語が理解できる程度)が想定されています。
【技能実習の修了】
2年10か月間の技能実習を良好に修了した外国人が在留資格「特定技能」への変更を希望する場合においては、必要な技能水準及び日本語能力水準を満たしているものと判断され、前項でお伝えした技能試験や日本語試験は免除されます。
尚、先述の特定技能評価試験は2019年秋以降順次実施されており、対象となっている14業種の中には初回の試験が2021年に予定されているものもあります。従って、当面の間は在留資格「特定技能」の取得は技能実習を修了した外国人が多くを占めるのではと予想されています。